乾燥肌
BBサロンの山崎です
まだまだ寒い日が続きますね…
お肌の乾燥に悩まされていませんか?
乾燥肌とは皮脂分泌量の低下やバリア機能を担っている細胞間脂質や天然保湿因子などが減少して、
角質内の水分が蒸発してしまっている状態のことを言います。
原因は、様々ですが、気温の低下や
間違ったスキンケア、長時間紫外線にあたる
と乾燥肌を招いてしまいます。
□洗顔後肌がつっぱる
□肌の柔軟性(肌がふっくらハリがある状態)がない
□冬になると化粧ノリが悪くなる
□肌表面がカサカサして粉を吹くこともある
□肌に自然なツヤがない
□肌がくすみがち
□肌にかゆみがある
上記4つ以上当てはまる方は乾燥肌になります
乾燥肌の原因は、皮脂分泌の低下やバリア機能の低下によって肌内部の水分が減少してしまうことです。
また冬場などに空気中の湿度が50%以下に下がってしまって角質中の水分量が20%以下になってしまうと乾燥肌になってしまいます。
ほかにも乾燥肌を悪化させる原因はあります。それは、「間違ったスキンケア」です。
☑️必要以上に洗浄力の強いクレンジング、洗顔を使っている
☑️顔をすすぐお湯の温度が高い
☑️乾燥対策にオイルを足して保湿している
☑️保湿成分を浸透させるためにシートマスクを長時間お肌にのせている
これらは全てお肌を乾燥させる間違ったスキンケアです。
乾燥肌の自覚があって一つでもこれらに
当てはまることをしている方は
すぐにこのお手入れをやめてくださいね。
紫外線もまた乾燥を引き起こす原因の1つ
紫外線といえば肌が黒くなったりシミ
ができたりということをイメージしがちですが
実は乾燥肌の原因が紫外線だった
なんてこともあるのです。
紫外線に当たるとバリア機能が低下して
しまいます。
その結果ターンオーバー(肌の新陳代謝)
が乱れてしまって肌内部の水分が
蒸発しやすくなって、乾燥肌が引き起こさ
れてしまうのです。
乾燥対策として
皮脂分泌の低下やバリア機能の低下を補ってくれる成分「アミノ酸・セラミド」を補給してあげることが大切です。特に肌のうるおいを保っている大部分は細胞間脂質なのでこれに似たセラミドを補給することが乾燥肌対策のカギとなります。
そして乾燥しているから保湿を!と思いがちですが、
実はクレンジング、洗顔の仕方も乾燥肌対策には大切です。
クレンジングや洗顔は、メイクや汚れもおとしてくれますが、肌のうるおいを保つのに欠かせない皮脂や天然保湿因子も洗い流してしまうのです。
そのため、よほど濃いメイクをしたとき以外は必要以上に洗浄力の高いクレンジングや洗顔を使う必要はないのです。
また、すすぎにも注意が必要です。
寒いからってついつい熱いお湯ですすぎたくなってしまいますが、熱いお湯も皮脂や天然保湿因子を洗い流してしまうので32℃~34℃の人肌程度のぬるま湯ですすぐようにしてください。
そして、もう一つやりがちな乾燥肌対策のオイル美容ですが
オイルは肌内部の水分の蒸発を防ぐ効果はありますが、水分を蓄えておくことはできません。
そのため表面は潤っているけど内部は乾燥しているいわゆる‘インナードライ’の状態になってしまいます。
そして基本ですが
365日家の中にいても日焼け止めを塗ることを心がけてください。
シワやたるみを引き起こす紫外線はガラスも通過してしまいます。
日焼け止めは常に高いSPF、PAのものを選ぶ必要性はありません。日常ではSPF30、PA++程度のものを選んで2、3時間おきに塗り直しをしてくださいね。
そして、いくらスキンケアしていても家の中やオフィスが乾燥していては余計に悪化してしまいます。
湿度が50%以下になってしまうと急激に乾燥してしまうので室内では、加湿器を使って湿度を50%以下にならないように保ちましょう。
また、暖房や冷房も長時間使うと乾燥してしまうので、加湿器を併用してくださいね